建物の外階段は傷みやすい?~ホテル改修工事①
こんにちは!久しぶりの現場レポートです!
今回の改修工事は、ホテルとマンションが一緒になった珍しい建物です。
大通りに面した方はホテル、その裏側にマンション棟があります。
ホテル側
今回アクアが承ったのは、ホテルの利用者とマンション居住者共に利用する非常階段(外階段)の防水工事とマンション側エントランスの外壁改修工事です。
実は以前ご依頼いただいて、ホテル側の共用廊下、階段の防水工事をさせていただいてますが、今回は別の階段に同様の工事をさせていただくとこになりました。
ホテルやマンションには必ず非常階段があります。
いざというときの避難経路確保のためですが、それらが建物の外についている場合、利用頻度にかかわらず傷みが早くなります。
屋内よりも屋外の方が雨風や紫外線など天候による影響を直接受けるためです。
また、利用頻度が低いと劣化に気づきにくいということもあるでしょう。
非常階段は非常時にしか使用しないから、と言って放置すると、知らない間に劣化が進んでしまいます。外階段は特に外部から見えるところ。劣化によって建物の美観を損ね、特にホテルのような外観がその価値に反映されるような建物(マンションもそうですね)にとっては大きなマイナス要因となりかねません。
今回改修前の様子です。
塗装の剥がれ、階段の防水層の劣化が見られます。
階段の裏側部分の塗装が剥がれてきています。
12階建ての非常階段の一番下の段。
一番踏まれるところなので一番劣化が激しい。
今回はこれらの劣化部分をまずはきれいに取り除き、新たに防水工事、塗装工事を行います。
実は、この劣化部分をはがすのが結構大変な作業になります。
これを助けてくれる道具については次回詳しく。
これが謎の道具…?
見た目に汚れてきたからと、マンションのエントランス側の外壁塗装もご依頼いただきました。こちらも既存の塗装がかなり剥がれていたためきれいにはがし、さらに下地のひび割れ、浮きなどの不具合がないかを確認させていただいて、下地の補修工事もすることになりました。
見た目だけではわからないのに、放っておくとどんどん建物が傷んでいってしまいます。前回の改修工事から10年以上経っている場合は、一度建物診断してもらいましょう。
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