折板屋根の塗装工事を行いました
広報担当Mです。
少し空いてしまいましたが、今回は特殊な塗料による折板屋根の塗装工事についてです。
折板屋根のサビは要注意
工場や倉庫などの屋根に多い「折板屋根」。
どうしてなんだろうと思って調べてみたところ、折板は梁・母屋に直接屋根材を葺くことができるので、工期短縮できるそうです。
一般社団法人日本金属屋根協会
そんな「折板屋根」ですが、金属製ですのでどうしても錆びてしまいます。
錆が進むと腐食した屋根に穴が開いたりすると雨漏りにも繋がってしまいます。
今回はまだ雨漏りはしていないけれど錆がひどいため、カバー工事(※既存の防水や塗装を撤去せず上からかぶせる防水工法のこと)をしたいというご相談でしたが、予算が合わず塗装工事となりました。
高圧洗浄中。かなり錆が出ているのがわかります。
99%シリコーン塗料での施工
このような状況だったため、付着性、伸縮性が高く、環境変化にも強いシリコーン99.99%の塗料を使いました。
シリコンは環境にもやさしく人体に影響がないこと、そしてこの99%シリコンは高耐久の防水コーティングとして実績があるということです。
https://prematex.co.jp/abouts/v/buffercoat
施工の際のポイントとして、このシリコーン塗料のよいところは、古い塗膜面だけでなく、錆面にもそのまま塗れること。
通常ケレンと言って、錆の出たところはやすりや電動工具などを用いて錆を落とす作業が必要です。またケレンの後に錆止めを塗るのが普通です。ケレンなど下処理の手間がないので、工期も短くなります。
逆に難しい点は、塗り継ぎ部分がわかってしまうため、塗り継ぎ部分をわからないようにするための仕上げに苦労しました。また乾燥時間が早いためネタ作りは施工時間を考えて行う必要がありました。
施工完了。
この塗料保証も10年付くということで、お客様にも喜んでいただけました。
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