雨漏りの散水調査
久しぶりの現場レポートです。
改修工事を行う予定のビルで雨漏りが起きているとのことで調査をすることになりました。
2・4階テナント東側非常窓と7階のトイレの窓に漏水が発生しているということで、確認しました。
まずは7階トイレから
窓から水が漏れてきた跡がはっきり残っています。
窓を外から確認すると
窓のまわりのシーリングが破断しているところがあります。
また躯体に亀裂が入っています。
おそらくここから漏水したのだろうということで、窓廻りのシーリング打ち替え、躯体のひび割れ補修で解決しそうです。
次に2・4階非常窓ですが、こちらは目視だけでははっきりした原因がつかめなかったため散水調査をすることになりました。
ゴンドラから散水調査を行いました。
サッシの内部に漏水はなかったものの、窓下回転金具部分から水が漏れてきたのを確認できました。
外壁の磁器タイル面を確認すると、躯体目地部シーリンングに劣化(亀裂)がありました。
この躯体目地シーリングの劣化部から、降雨が侵入しサッシの内側に水が廻り、サッシ内側を伝わって、内側窓下回転金具部に漏水が発生したと考えられます。
窓パッキンの劣化なども要因として考えられたのですが、今回の散水調査でこのように原因を特定することができました。
その後、外壁改修工事で躯体シーリングの打ち替え工事を行いました。その後強い降雨が1、2回ありましたが、漏水発生しなかったことを確認できました。
漏水、雨漏りは原因が簡単にわかるものとわからないものがあり、今回は無事突き止められたのですが、とても分かりにくいものもあります。漏水・雨漏りでお困りでしたら、一度アクアにご相談ください。
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