登場人物紹介
マスター 水口 明(48歳)
居酒屋「アクア」の店主兼板前。実は建物のプロだったのだが、わけあって居酒屋をやっている。ちょっぴりシャイだが、いつもにこやか、気さくで話しやすいため、お客はマスターに様々なことを話しかけるが、建物の悩みには的確なアドバイスをすることができるため、なぜかマンションやアパート、ビルの悩みを相談するお客が増える。特技は何でも料理に関することにたとえること。苦手なことは恋愛相談。
波ちゃん(年齢非公表)
居酒屋「アクア」を取り仕切るベテラン店員だが、年齢は誰も知らないし、聞けない。しっかり者で、マスターからだけでなく、客からの信頼も厚いが、怒らせると怖い。頭の回転が速く、ちゃっかり者なので、最後のおいしいところを持っていってしまうことも。特技は話をまとめること。嫌いなものは虫。飼っている猫を溺愛している。
清水さん(54歳)
居酒屋「アクア」の2軒隣のビルのオーナー
親から最近賃貸ビルを相続したが、老朽化や空き室問題に悩んでいる。偶然「アクア」に入ったことから、その後ちょくちょく相談にくるように。本業は大企業の技術職で賃貸ビル経営は初心者。まじめな性格で、何事も一生懸命。趣味は昆虫採集。
沢辺さん(42歳)
区の体育館の施設管理部長
「アクア」のマスターがプールやジムに通う地域の体育館の施設管理部長。地域のみなさんのためにと奮闘しているが、思い込みも激しく、空回りも多い。欠点は熱くなりすぎること。趣味はプロ野球観戦で大のジャイアンツファン。最近は小学生の息子の少年野球チームのコーチも買って出ている。
涼子
ちゃん(20歳)
お父さんが営む工事会社で働く現場女子
江戸っ子気質で曲がったことが大嫌い。現場の裏話を教えてくれる。波ちゃんにいろんな相談にのってもらっている。
滝沢
くん(27歳)
近所で一人暮らしをしているフリーター
口数が少なく自信なげに見えるが、愛情いっぱいに育ててくれた母親の期待に応えるため、心中奮闘努力する真面目な青年。アクアのマスター・常連客の話に影響を受け、自分の生きる(活きる)道を見つけようとしている。
小泉 洋平
くん(24歳)
沖縄県宮古島出身
涼子ちゃんの工事会社の新入社員。前職は高級外車の販売をしていた。
学生時代から野球をやっていたが2年前から20キロ太ってしまい、その容姿からみんなの(特におばちゃんからの)人気者。
口癖は「沖縄そば食べたい!」