直下型地震対応耐震通風ドア「たすかるドア」は扉の中にもう1枚避難扉がある玄関ドアです。通常の玄関ドアは激しい揺れで扉や枠がゆがんでしまった場合開けることができなくなってしまいますが「たすかるドア」は扉がゆがんでも避難扉から避難可能、避難後も施錠できます。また避難扉は換気窓としても使用でき、ウィルス対策も。交換工事は最短で約2時間で可能です。
首都直下型地震や南海トラフ巨大地震などの巨大地震が今後30年以内に70%の確率で発生すると言われています。直下型地震における激しい縦揺れによる家屋の倒壊や火災。南海トラフ巨大地震における10mを超える津波の襲来。これらの地震災害に巻き込まれないためにも地震発生後の早急な避難が重要とされています。しかし巨大地震の場合、発生した激しい揺れで変形を起こした玄関ドアが、避難の妨げとなり閉じ込められてしまう危険性があります。
始めに小さな縦揺れ、徐々に大きな横揺れに。
建物やドアは斜め方向からの変形の力を受けます。
突き上げるような激しい縦揺れから小さい横揺れに。
建物やドアは上下方向からの変形の力を受けます。
地震、特に直下型地震に対応した「たすかるドア」は、地震の際の玄関ドアによる様々な被害を防ぐために開発された「直下型地震対応耐震通風ドア」です。
玄関ドアは非難口として確保したいですが、突然やってくる災害にその場での対応は難しいことも。直下型地震の場合は特に激しい揺れのため以下のような被害が多く報告されています。
枠が激しくゆがみ、開閉にかなりの力が必要となり、お子さんや高齢者は非難が難しくなります。
直下型地震では縦揺れのために扉自体が開閉不能になる可能性があります。
大きな地震の場合、扉と一緒にカギも変形して壊れ、ドアが開かなくなります。
変形した扉は一度開けたら閉まらなくなり、再施錠ができず、避難中の空き巣被害の可能性も。
従来型の耐震ドアは横揺れのみに対応していました。その弱点は、直下型地震による激しい縦揺れ。横揺れの地震の場合は斜め方向からの力がかかりますが、直下型地震の場合は上下方向からの力がかかります。従来の耐震ドアではバネの入った蝶番で揺れによる歪みを吸収し、枠と扉の摩擦を軽減することで扉を開けることができるようになっています。しかし枠が上下の変形を起こすと開閉不能となってしまう問題がありました。
「たすかるドア」はこれらの問題を新しい発想で解決した耐震玄関ドアです。
耐震ドアに付け替える場合も、通常の玄関ドアの更新と同じで、特別な工事は不要です。「たすかるドア」は壁を壊さずに交換でき、騒音も少なく、工事にかかる費用も抑えて導入できます。
今の玄関ドア自体が古く壊れそうなものだったり、また隙間風や雨水が入ってくるような状態でしたら、「たすかるドア」に変更することで、普段の生活の防犯性能や機能もアップします。
もともとあるドアの枠をカバーするように新しい枠を取り付けてドアを交換する工法です。コストを抑え短い時間で取り付けできます。
既存の枠はもちろん、ドアハンドルなどの金物を再利用し、本体扉のみを交換する工法です。金物を再利用できるので、短時間かつ低コストでの交換が可能です。
※築10~25年の比較的新しい集合住宅で可能です。適用できるかどうかは確認必要ですので、お問い合わせください。
金物の取り外し
扉の釣り替え
再利用した金物の取付
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